私は若いころから便秘がちでした。体質なのかそうでないのかは定かではありません。心当たりはあります。便意があるのにトイレに行かない、そういうところがあったと思います。それによってたまるわけですから便秘になるのは当然だと思います。

私の場合、便意があってトイレに座るのに、出てくれないという場合が多いのです。そういう時には必ずこれをやります。よく漫画やアニメなどで「おじいさん」と呼ばれたりする高齢者が、腰が痛いと口にして、後ろに腕を回してトントンと叩くシーンがあります。まさにあれなのです。私の場合、背中の方の左側ろっ骨のヘリと、やはり左側の骨盤の上部のヘリの間に、やわらかい部分がありますが、そこをこぶしの裏側や手首の当てやすい部分で、ドンドンと叩くのです。便意に変化があると思います。便が少しづつ降りてくる感じがします。そして出てくることが多いのです。私が特別な体質とは思いません。このドンドンが１００％うまくいくとは限らないのですが、私には高確率で排便へとつながります。

私は持病の薬を毎日飲んでいます。医者から私の飲み続けている薬は、腸の動きを妨げる副作用があると言われました。多発性の大腸ポリープはそのせいだとも言われました。私が心掛けていることは水分補給と、便意があったら必ずトイレに入るということにしています。うまくいくこともあればいかない時もある、それでも便意があったら必ず座ることにしています。これには理由があります。長年自分で作った習慣である、便意を無視するということを矯正するためです。現実的な話になりますが、硬くて出ないのは辛いし怖いのですが、それでも座るのです。すると自分で勝手に考えていたこととは違った、良い結果が得られることもあるからです。リアルな話になりますが、万が一出口がちょっと切れた時は、すぐに指にティッシュを巻き、そこに軟膏をつけ、指ごと突っ込むのです。治りが格段に良くなります。