ひどい便秘で悩んだことはありませんが、食生活の乱れや、ストレスを感じているときに便秘になりがちです。便秘のサイクルは不定期で、突然やってきます。5日以上出ずに便秘になると、だんだんとお腹が張ってくるので違和感を覚えるようになります。

職業柄検便を提出しなければならないのですが、なかなか出ないときは精神的にストレスを感じてしまいます。提出期限があるので間に合うように提出したくても、便秘がちなため思うように排便コントロールできないことが負担になり、意識すればするほど便が出ない日が続きます。そういうときは体重の増加が見られるので、便が体の中に溜まっているのだろうなと感じます。また生理予定日付近になると逆に便がゆるくなって下痢気味になり、検便として提出できなくなってしまいます。そのため毎月検便提出期限に合わせて排便をコントロールできるように食生活と規則正しい生活習慣を心がけています。
ちなみに検便の提出期限を過ぎてしまうと、上司から他の職員たちの前で名指しで指摘されてしまいます。今のところ期限に間に合わなかったことはないのですが、実際に恥ずかしめられた職員が多々いるので何としても避けたいところです。検便の結果で異常が出た場合はそれ以上に恥ずかしいので(直近で食べたものの問診や、ひどい場合は出勤停止処分など)精神的なストレスが排便コントロールを狂わせているのではないかと思います。多いときは月に2回検便の提出があるので、毎月ストレスと便秘の戦いとなっています。

排便コントロールをする上で大切なのは、日々の食生活と規則正しい生活習慣だと思います。まず毎日の体重測定が大切です。体重増加は便秘の前触れだと思ってください。体重が増えてきたと思ったら、体の中に便が溜まっているかもしれません。腸内環境を整える意味でも、ヨーグルトなどの乳製品は効果的だと思います。その場合は飲むタイプではなくて半固形の流動食が良いです。食事としては、1日1品の油を使った料理がおすすめです。便性を緩くしてくれたり、潤滑油として働いて排便しやすくなります。コーヒーなどのカフェインを摂取するのも良いでしょう。あとは決まった時間に寝て起きる、3食きちんと食事を摂る、毎日の排便を心がけるなどの規則正しい生活習慣が大切です。毎日決まった時間に排便すると体内時計が調整され、同じ時間帯に便意を催すようになります。以上のことに気をつけると、便秘の解消に役立つと思います。

悩み過ぎたり、排便を意識しすぎると逆に出なくなり悪循環となります。特別な症状がない限り、出ないときは出ないで割り切って、自然と便意を催すまで待つのが1番よいと思います。その間規則正しい食事と生活習慣を心がけて体内時計を作っていけば、自然と排便コントロールできるようになってきます。「3日くらい出なくたって気にしない！」くらいの気持ちが必要です。偏った食事や不規則な生活リズムはもちろん、精神的ストレスは便秘の最大の敵です。私は、便秘の解消に特別なサプリや薬は必要ないと思います。まずは自分の食生活を見直してみてはいかがでしょうか。きっと改善策が見つけられると思います。よく寝てよく食べること、それが便秘解消の第一歩となるでしょう。