私は高校卒業後に就職をしました。高校時代は運動部で便秘に悩まされたことはほとんどなかったのですが、社会人になったことで、運動する機会が無くなってしまったり、新しい環境が始まったことによるストレスから便
秘に悩まされることが多くなりました。

私は1番ひどい時期には1週間出ないことが当たり前になっていました。出ない出ないと悩んでいるとそれがストレスになりさらにひどくなりました。水分を多めにとったり、食物繊維をとったり、腹筋をしたり、、自分でも出す努力をしてみたのですがどれも効果は感じられず、苦しくなってきたら便秘薬で出すというのが習慣になっていました。しかし便秘薬の効果は絶大すぎました。前日の夜に薬を飲むと、次の日の午前中はずっとトイレにこもっているくらい激しい腹痛がやってくるので、いつも飲もうかどうしようか悩むのですが、そのままにしていると体に不調が出てくるのでよく休みの前の日に薬を飲んでいました。
体の不調というのは、体の血行が悪くなっている感じで、よく頭痛や肩こりに悩まされました。1日中パソコンの前に座っている仕事だったので余計にひどく感じました。そのせいで体は重く感じ、疲れやすくなりました。
お腹はよくパンパンに張っていたので、細めのパンツやスカートなどは履くことを避けていました。当時私は痩せている方でしたが、お店で欲しいものを見つけてもウエストは大丈夫なのに、下腹が出てしまうことを気にして太めの物やゴムの物を選んでいて、なんだかとても悲しくなりました。

私は便秘が慢性的になっていたので、水分をとったり、食物繊維をとったりということを突発的にやってみただけでは改善しないだろうと思い、生活リズムを見直すことにしました。朝はギリギリまで寝ているのではなく、余裕を持って起きて朝食をしっかりとること、朝食の内容は必ず野菜を入れたり、ヨーグルトにバナナとはちみつを入れたものを毎朝食べました。バナナは便秘にとても効果があるようです。そして決まった時間に出ても出なくてもトイレに行ってみることを実践しました。また、間食や暴食を無くし、ダラダラ食べることはやめました。そうやって生活リズムを正しくした結果、すぐには効果は出ませんでしたが、続けているうちに体にリズムがついてきて、毎朝排便があるようになりました。

便秘というのは、人それぞれでひどさや症状が違うと思うので、便秘解消にいいと言われていることを試してみても効果が出ないことも多いと思います。
しかし、そこで諦めて薬に頼ってしまうと薬に慣れてしまい、ますます自分で排便しようという力が無くなってしまいます。
便秘にはやはり生活習慣の乱れも関係していると思うので、それまでの自分の生活の中で良くないところを見つけて、それを改善することも便秘解消に繋がると思います。
大事なのはその後で、改善されたからとまた前と同じ生活に戻してしまうとまた便秘に悩む日々が始まってしまうので、やはり可能な限り続けていく事が必要だと思います。自然と代謝も良くなってくるので、ダイエットにもなり、一石二鳥ですよ。