便秘で腰痛がおこる原因と改善法
- 2016.04.17
- 便秘の原因について
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女性に多い便秘ですが、腰痛の原因にもなることを知っていますか?
正確には元々何かしら腰に負担がかかっていて、弱くなった腰が便秘による体の不良で痛みが現れるということなのです。
ではどうして便秘により腰痛が現れてしまうことがあるのでしょうか。
便秘と腰痛の関係
腸は食事から採った栄養分を吸収し、血液を通して全身に栄養が運ばれます。
スムーズに栄養を運ぶためには血液の質が大切ですが、便秘になると腸内が汚れ、血液もドロドロになってしまいます。
そうすると体に必要な栄養を運ぶことが困難になるため、腰に重さやだるさを感じるようになるのです。
また、もう1つの原因として腸内に便が詰まった状態のままだと、次第に腸が膨らんできて周囲の神経を圧迫します。
その結果、腰周りの神経が圧迫されて痛みが出てきてしまいます。
便秘の解消方法について
では、便秘の解消はどうすればよいのでしょうか?
そもそも便秘が起こる原因として、運動不足や生活習慣の乱れによる、冷えやストレスなどがあります。
健康な状態の腸は自らの力で便を体の外へ押し出そうと働きます。
しかし、運動不足だったりストレスがかかったりすることで腸の筋肉は硬くなってしまい、自分の力で便を外に押し出せなくなってしまいます。
この状態が続くと慢性の便秘、そして腰痛の原因にもなってしまいます。
温め・運動が大切
症状を改善させるための方法としてはいくつかありますが、1つは体を温めることです。
お風呂にゆっくり浸かるなどして体を温めることで、血流がよくなって老廃物を体の外へ出しやすくなり疲労を軽減させるのに役立ちます。
また、心身ともにリラックスさせて腸の働きを促すとともにストレスを軽減させることにつながります。
次に、できる限り運動をすることを心掛けましょう。
運動をして体温を上げれば血の巡りが良くなるほか、筋肉を鍛える運動の場合は、鍛えられた筋肉によって姿勢が改善されて内臓の位置をあるべき姿に戻すことに役立ちます。
そうすると腸にかかる負担が減り、活動がスムーズになります。
結果として、腰痛の改善にも効果が期待できます。
またどうしても運動の時間を取れない場合でも、できる限り日常生活の中で体を意識して動かすようにすることが大切です。
体全体を使って掃除をしたり、特に雑巾がけなどの体を低くする姿勢は腸を動かすことにつながります。
その他座りっぱなしなど長時間同じ姿勢をし続けることも要注意です。
少しでも体を動かすようにし、筋肉を柔らかくすることを心掛けましょう。