便秘解消にお茶が効果を発揮?!【おすすめのお茶や成分について】
- 2016.06.08
- 便秘に良い食べ物・飲み物
- 1150view
女性に多い便秘。便秘がひどくなるとお腹にガスがたまって何だか太って見えますよね。
お腹に違和感があるので1日どんよりしてしまうことも。便秘解消には運動や食べ物に気を付ける必要がありますが、お茶にも便秘解消の効果があるんです。
便秘解消には食物繊維とマグネシウムが大事
ゴボウなど根菜類には便を柔らかくしスムーズに出すための食物繊維が豊富です。
ですが、毎日食べるのは少し大変。そんな時はゴボウ茶や黒豆茶、ギムマネ茶がおすすめです。これらのお茶には水溶性の食物繊維が含まれており、ビフィズス菌など善玉菌を増やす効果もあるため、体にとって有害なものを排出する働きがあります。香ばしい味がするので、リラックス効果もありますね。
マグネシウムはミネラル分ですが、水分量を増やし、便を柔らかくする効果があります。また、便を押し出そうとする動きも活発にさせる働きもあります。
マグネシウムが含まれているお茶の種類にはプーアール茶や杜仲茶、マテ茶があります。どのお茶もデトックス効果も期待できるものですね。
ビタミン類も忘れずに
お茶には一般的にビタミンCが含まれています。
実はビタミンCには乳酸菌を増やす、便を柔らかくするといった効果やストレスを感じなくさせるホルモンの材料になる、といった効果があるのです。
ローズヒップティーや緑茶、ハイビスカスティーはビタミンCが豊富に含まれています。
水溶性ビタミンのため不要なものは排出されてしまうので安心ですね。
なお緑茶にはカテキンが多く含まれています。カテキンは風邪の時期にうがい薬としても利用されるように殺菌や抗菌作用があります。こういったことは大腸にも関係していて、悪玉菌を減らし乳酸菌などの善玉菌を増やす働きがあります。風邪予防としてだけでなく便意解消にも効果があります。
カフェインが含まれているお茶には注意しよう
カフェインはコーヒーに多く含まれていますが、カフェインは茶にも含まれています。
多く含まれている種類には煎茶や玉露、抹茶、紅茶、ほうじ茶、ウーロン茶があります。
カフェインには利尿作用があり大腸の中の水分も排出されてしまうので便秘を悪化させてしまうこともあります。特に過敏性腸症候群の方やけいれん性便秘の方はカフェインが刺激となってしまい、さらに悪化してしまう恐れがあります。毎日同じものを飲むのではなく、いろいろな種類を飲むと良いですね。
便秘解消には飲み物を効率よくとることが大事です。飲み過ぎると浮腫む原因となってしまうので身体と相談しながら飲むようにしましょう。