つらい生理前の便秘の原因と改善方法
- 2015.12.11
- おすすめ便秘解消法
- 1257view
便秘に悩んでいるのは圧倒的に女性の方が多いと言われます。
一説によると女性の3人に1人は毎日排便しないというデータがあり、あまりにもその割合が多いことから自分が便秘だという意識を持たないまま放置してしまっている人も少なくありません。
けれども中には慢性的な便秘ではなく毎月同じような時期になると排便が滞ってしまうという意図が多いと言われています。
排便が滞ってしまう原因
スムーズな排便ができなくなってしまう原因はいろいろなものがあります。
日ごろの運動不足、毎日の生活の中で感じるストレス、欧米化した食物繊維などの少ない食生活、夜型で睡眠時間が極端に少ない生活習慣など様々なことが便秘につながります。
そして女性特有の症状として普段はスムーズに排便ができているのに生理前になるとスムーズに便が出なくなってしまうという女性が少なくありません。
多くの女性が抱えている悩み
生理前に起こる便秘には女性ホルモンが影響を与えているとされ、女性ホルモンのうちでも黄体ホルモンが排便のリズムが崩れる原因になっていると言われています。
黄体ホルモンは排卵後から生理までの間に多く分泌され、この期間は黄体期と呼ばれるもので、この時期に月経前症候群が起こります。
症状の種類や出方の強さには個人差がありますが、下腹部痛やむくみなどの代表的な症状に加え便が出にくくなることもその症状の一つと言われています。
黄体ホルモンには流産を予防するために子宮の収縮を抑制する作用があるため大腸にも影響を及ぼす子で便秘につながると言われています。
生理前の便秘を直す方法
体が水分をため込もうとする黄体期には便の水分も吸収されやすくなり硬い便になることも関係しています。
生理前の便秘を解消するためには腹筋を鍛えるための適度な運動をするようにします。
また、腸に刺激を与える効果のあるストレッチなども便秘解消に効果的です。
また、食事面では必ず朝食をとることを心がけることは自然な排便を促すことは便秘解消のための重要なポイントです。
朝食をきちんととることで腸が適度に刺激され、自然に排便できるためのリズムが作り出されるようになります。
そしていろいろ対策を工夫してもスムーズな排便に改善できなかったり辛い症状が続くようなら薬のサポートを受けることも場合によっては有効です。
便を柔らかくする、腸の蠕動運動を活性化させるなど、薬にも種類や解消するための効きかたに違いがあります。
辛い症状に悩まされているなら、まずは医師や薬剤師に相談してみることがおすすめです。