日本人に最も多い!弛緩性便秘(しかいせいべんぴ)
- 2016.01.19
- 便秘「基本のき」
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一言に便秘と言っても、さまざまな種類があると言われています。
その中でも、弛緩性便秘と呼ばれるものは、日本人に最も多い便秘の種類だと言われています。
もしかするとあなたも、この便秘であるかもしれません。
今回は、この弛緩性便秘の症状と原因について、ご紹介していきます。
日本人に最も多い弛緩性便秘
弛緩性便秘は、機能性便秘に分類され、腸の機能低下により引き起こされるケースが多い便秘です。
ちなみに、弛緩性便秘の場合は、腹部の筋肉量低下や運動不足により、腸の機能が低下した状態を示すそうです。
この便秘になった場合、排便時の便にも変化を伴うと言われているので、便秘がちな人が排便を行なった後に、まずは便の形や色などを見てみて、この便秘であるかどうかを判断していきましょう。
弛緩性便秘の人の便
弛緩性便秘の人の便は、黒っぽい色をしていて、コロコロと硬くなったウサギの便の様なものであると言われています。
これは水分が大腸で過剰に吸収されてしまったために、必要以上に便が硬くなってしまっているのですね。
ちなみに弛緩性便秘の人は、排便を行なった後も残便感があると言われています。
たとえ頑張って排便をしたとしても、コロコロと途切れて出てしまうので、一度の排便では便秘が解消されない傾向にあります。
弛緩性便秘による症状
弛緩性便秘の人は、便が独特である以外にも、腹部の張りを感じたり、肌荒れがひどくなったりなどの症状を伴うことがあるようです。
また先程も紹介したように、一度の排便では便秘が解消されることはないので、腸内に雑菌などが繁殖してしまい、毒素が体内に蓄積されてしまいます。
そこで、普段から便秘に悩まされていて、尚且つ上記の様な便の形状であったり、症状を伴うのであれば、これからご紹介する方法により便秘解消を行ないましょう。
腹筋を鍛える
弛緩性便秘を解消するには、第一に腹筋をつけるようにしなければいけません。
しかし、腹筋はなかなかしんどいものです。
それを毎日行なうことにでもなれば、ただただ体力が必要となります。
そこで、テレビを見る時などの空き時間を利用して行なう『ながら腹筋』がおすすめです。
ながら腹筋の方法は、仰向けに寝転びながら上半身を少し起こすようにして、腹筋がプルプルとするところで状態をキープするだけ!
何度も状態を起こしては寝かしてを繰り返す腹筋よりは、とても楽に行なえるので、一度試してみてくださいね。