便秘による腹痛…吐き気までしてきたら病院へ行くべき?
- 2016.05.17
- 便秘「基本のき」
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便秘に悩まされることが長くなってくるとだんだんと不安を感じるようになることも少なくありません。何か病気が原因であるということもあるからであり、病院に行って検査を受けようかどうしようかと迷うこともあるでしょう。
腹痛が出てくるということはしばしば見られることですが、それに加えて吐き気も出てくるとその心配も大きくなります。
そういった症状が出てきてしまったときには病院に一度行った方が安心できるでしょう。
便秘が原因で吐き気が出てきてしまう場合
便秘に悩まされているうちに腹痛にも苦しむようになってきてしまい、挙句の果てに吐き気までしてきてしまったということも起こりうることです。
便秘が原因になってこういった症状が起こる場合もそれほど稀ではなく、長い期間にわたって便が出ない状態が続いているとしばしば起こる症状として知られています。
腸の中に便がずっとあることによって腐敗が進んでしまい、それに伴って生じたガスがおならとして出て行くこともできず、腸が膨れ上がって腹痛を引き起こします。
そして、そのガスが少しずつ血液中に溶け込んで全身をめぐっているうちに諸々の組織に取り込まれていくことになっていきます。
その結果の症状として吐き気をもよおすようになることがあるからです。
こういった症状が続いてしまうと頭痛や肩こりなどの症状が出てきてしまい、本当にひどくなると意識障害につながることもあります。
病院に行って下剤などで便秘の緩和を行うことは大切でしょう。
他の病気が原因で引き起こされている場合
便秘と腹痛、吐き気が伴う病気として深刻なものもあることから、その検査のために病院に行くというのも大切です。
腸閉塞はその中でも代表的なものであり、物理的に腸が閉じてしまっていて便が出せない状況になってしまっていることから、待っていても治ることは期待できません。一刻も早く病院に行って治療を受けるということが大切になるでしょう。
本当に詰まってしまっていると食べるたびに嘔吐してしまうようにもなって、栄養が取れなくなっていってしまう危険があります。その前に病院に行くことが大切です。
ストレス社会だからこそある原因の場合
ストレス社会と言われる現代ではそれが原因となって生じる症状に苦しむことが多くなっています。
便秘や腹痛、吐き気はその症状としてよく知られているものであり、ストレスが原因になっている可能性も否めません。
心あたりがある場合には病院でカウンセリングを受けることが回復につながることもあるので、まずは足を向けてみると良いでしょう。